今年度の終わりに。
― 設計を積み重ねた一年 ―
今年度が終わろうとしている。
振り返れば、大きな改革があったわけではない。
劇的な変化があったとも言い難い。
だが、確かに“設計”は積み重なった一年だった。
属人化を言語化し、
責任体制を可視化し、
更新の意思決定を問い直し、
人手不足を構造で捉え直した。
小さな変更は、目立たない。
しかし、それらは確実に
組織の回り方を変えている。
制度を越えて学び、
視点を広げ、
問い続ける姿勢を保つこと。
それもまた、設計の一部である。
組織は一気には変わらない。
だが、問いを持ち続ける限り、
止まることはない。
今年度、変えられたものは
決して派手ではない。
だが、変わらなかったものもある。
安全を守ること。
構造で考えること。
Why-T?と問い続けること。
それらは、これからも変えない軸である。
年度の終わりは、
成果を誇る時間ではなく、
設計を整える時間かもしれない。
Why-T?
私たちは本当に、
一年を「数字」だけで評価していないだろうか。
設計の積み重ねこそが、
次年度の出発点になる。