― 小さな設計変更の積み重ね ―
大きな改革は、そう簡単には起こらない。
組織は急には変わらないし、
制度も一夜にして生まれ変わるわけではない。
それでも、一年を振り返ると、
確かに変わったことがある。
役割を明確にしたこと。
業務の流れを書き出したこと。
責任の所在を整理したこと。
データを集め、数字で語り始めたこと。
どれも派手ではない。
しかし、設計としては重要な変更だった。
仕組みは、劇的には動かない。
小さな調整の積み重ねで、少しずつ形を変える。
属人化していた業務を言語化する。
曖昧だった判断基準を明文化する。
感覚で行っていた更新を、データで考える。
それは“改善”というよりも、
“再設計”に近い。
人を替えたわけではない。
人数が増えたわけでもない。
それでも、
回り方が少し変わった。
小さな設計変更は、
すぐに成果として現れるとは限らない。
だが、それは確実に
未来の選択肢を増やしている。
組織は一気には変わらない。
しかし、設計は積み重なる。
今年、変えられたものは
決して大きくはないかもしれない。
けれど、確実に次の一歩につながっている。
Why-T?
私たちは、
大きく変わらなければ“変化”と呼ばないのだろうか。
小さな設計変更こそ、
最も持続可能な変化なのかもしれない。